Teams と Skype との相互通信が可能に!
2020年3月からメッセージセンターにでていましたが Teams と Skype (個人向け) の相互チャットができるようになりました。
4月から6月末までにロールアウトされるとアナウンスされており、弊社テナントでも利用できるようになっていたので実際に試してみました。
Skype と Teams の違いは?
ご存知のとおり Microsoft Teams はチャット (1対1 や複数名) やオンライン会議に加えて “チーム” 単位での情報共有 機能を提供するコミュニケーション ツールです。また Skype は法人向けに提供されていた Skype for Business と Skype (個人向け) の2種類があり、この記事でご紹介するのは一般向けに無料で提供されている Skype (個人向け) のことです。
※ Skype for Business は提供が終了され、その機能は Teams に統合されました。
以下、ご参考まで主な機能比較です。
Skype | Teams | |
---|---|---|
主な利用者・組織 | 個人 | 導入している組織 |
チャット | ○ | ○ |
音声・ビデオ通話 | ○ 最大 25 名まで | ○ 最大 300 名まで |
予定された音声・ビデオ会議 (オンライン会議) | × | ○ |
予定表など 365 機能との連携 | × | ○ |
Skype と Teams の大きな違いは、組織での利用が想定されているか / いないか、だといえます。Skype は個人向けのサービスですので、組織管理で必要なアカウント管理や大人数のコミュニケーションで必要となる機能は含まれていません。
Skype と Teams の通信許可の設定方法
利用するためには Microsoft Teams 管理センターで、Skype 連携を許可する設定が必要です。この設定は、新しいテナントでは既定で有効となっているようです。
- [Microsoft Teams 管理センター] にアクセスします (管理者権限必要)。
- [組織全体] – [外部アクセス] をクリックし、[ユーザーは Skype ユーザーと通信できます] が [オン] の状態であることを確認します。
Skype と Teams の通信方法
Teams から Skype ユーザーに対して、初めて通信を行ったときの流れをみてみましょう。
- Teams 画面の検索バーに、Skype アカウントのメールアドレスを入力します。すると、「外部で <入力したメールアドレス> を検索」 が表示されるので、クリックします。
- 検索対象が見つかると、Skype 名が表示されるので、クリックします。
- チャット画面でメッセージを入力します。
- 通信先相手の Skype 画面には [ブロック]・[承諾] が表示されるので、相手は [承認] をクリック。
Teams 画面![]() |
Skype 画面![]() |
逆に Skype から Teams に通信を行う場合も流れは同様です。
承認依頼の際、「手を振ってあいさつする」を利用してみると文字化けしたのでやめておいたほうがよさそうですね。
注意点
現時点で確認できた注意事項です。
- 初めて通信を行う相手に自分からメッセージを送った場合、相手に [承認] 処理を行ってもらう必要がある。
- 相手のプロファイル写真やプレゼンスは見えない
- Skype 側では、Teams のユーザー名が表示される。(表示名ではなくメールアドレス)
- 音声・ビデオ通話は 1 対 1 のみ可能で、ファイルや画面の共有はできない
- Skype ユーザーとTeamsユーザーとを含めたグループチャットはできない
- Skype 側で絵文字を送信すると、Teams 側では絵文字が文字化けされる
- Teams 側は、メッセージ送信しかできない。(ファイル送信や絵文字は使えない)
Teams と統合される前 Skype for Business では無料版 Skype と接続ができていたので、そのころから利用されているユーザーにはやっとか! とうれしいアップデートなのではないでしょうか。
関連コース
- CI505-H Microsoft 365 運用管理
Microsoft 365 の運用管理において必要となる知識を習得し、行うべき設定項目を理解いただけます。アカウントやデバイス管理の必須となる Azure AD に対する必須知識から、Exchange Online、Microsoft Teams、SharePoint Online、OneDrive for Business などの各サービスに対して行うべき設定、推奨される設定、理解しておきたいしくみなど、運用管理に必要となる内容を基本から、運用にもとめられるレベルまで解説します。また入退社や人事異動への対応方法、監査ログや検疫といったセキュリティ・コンプライアンス対策のために行うべきこともあわせてご紹介します。 - CI509-H Microsoft 365 デバイス運用管理
IT 担当者を対象に、安全なモバイルワークを実現する第一歩である Microsoft 365 でのデバイスの管理や運用手法について解説します。デバイスの安全性を高めるために Microsoft Entra ID や Microsoft Intune により、OS のバージョン管理、利用可能とするアプリの許可、接続するネットワークの制限、デバイスの盗難や紛失、退職者のデバイスを正しく管理する方法などを解説します。本コースでは iPhone を使用した実習を行うため、モバイルデバイスの管理方法について、動作を確認しながらさまざまな機能をご理解いただけます。 - CI507-H Microsoft 365 情報保護とコンプライアンス
Microsoft 365 の管理者を対象に、ファイルやメール、チームといった Microsoft 365 内の情報を保護するために必要な基本知識や利用すべき機能、および利用方法を解説します。 - CI508-H Microsoft 365 PowerShell による管理効率化
Microsoft 365 に対する運用管理で PowerShell を利用するための基本や Exchange Online、SharePoint Online、Microsoft Teams を設定するための便利なコマンドライン、設定を自動化するためのスクリプトの作成方法など、PowerShell による Microsoft 365 管理の基本から必須スキルを運用管理で利用できるサンプルをもちいて解説します。また、今後利用が推奨される Microsoft Graph PowerShell SDK の利用方法もあわせて解説します。