Power Platform CLI の文字化け、こう直しました
GitHub Copilot × VS Code を試してみたい!と思ったのが今回の 「Power Platform CLI 文字化け事件」 の始まりでした。本当は SharePoint Framework (SPFx) で試すつもりだったけど、せっかくなら Power Apps のアプリでやってみようかと思い進めてみたら、まさかの pac --version
が文字化けで読めないという悲しい出来事に遭遇。思った以上にてこずったので、自分の備忘も兼ねて書いておくことにします。
発生した現象
Microsoft 公式ページの手順に沿って Power Platform CLI (以降、PAC CLI) のインストールを実施し、Get-Command pac | Format-List
を実行するまで順調だったわけですが、バージョンを確認する手順で以下の文字化けが発生。
文字化けといえば
chcp 65001
かな?なんて思いつつ対処してみても治らず。。
文字化けの治し方
- Windows の設定アプリから [時刻と言語] – [言語と地域] をクリックします。
- [管理用の言語の設定] をクリックします。
- [システムロケールの変更] をクリックします。
- [ベータ : ワールドワイド言語サポートで Unicode UTF-8 を使用 (U)]にチェックをいれ [OK] ボタンをクリックします。
- メッセージに従い再起動を行います。
- 再起動後、PowerShell を起動し文字化けが復旧しているか確認します。
まとめ
Power Apps アプリの中を確認してみたい!Power Apps はバージョン管理機能があるけれど、どこがどう変更されたのかを DIFF で確認してみたい!そう思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
PAC CLI を使って unpack / pack をすれば、そんな管理もできるようになります。
でも、いきなりこういう文字化けが発生すると、やる気が一気にそがれてしまいますよね。
今回はそんな文字化けに少しハマったので、解決するところまでの記録をまとめてみました。今後、GitHub Copilot の検証も進めていく中で、また面白い発見があればご紹介したいと思います!
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