Microsoft 365

新しい Outlook の 「宛名の差し込み」 機能を利用してみた

  • 2025.03.04

Microsoft 365 の新しい Outlook アプリには、従来の Outlook (Classic) にはなかった新機能が多数搭載されています。たとえば、すでに受信したメールを自分自身が指定した日時に再度受け取る 「再通知」、メールをメールボックスの常に一番上に表示させる 「ピン留め」、送信日時を指定してメール送信する 「スケジュール送信」、メールを宛先ごとに個別に送信する 「宛名の差し込み」 などがあります。
今回はこの中から 「宛名の差し込み」 の利用方法についてご紹介します。

宛名の差し込みとは

「宛名の差し込み」 と聞くと、Word の差し込み印刷機能を思い浮かべる方もいるかもしれません。Outlook の宛名の差し込み機能はよりシンプルなしくみとなっており、複数の宛先にメールを送信する際、受信者ごとに個別のメールとして送信することができます。受信者には自分宛てのメールしか表示されず他の受信者のアドレスは見えません。

どんな場面で利用できる?

従来、イベントの案内メールや営業メールなどを社内外に向けて一斉メールする際、To (宛先) に自分のメールアドレスを設定し、送りたい受信者全員を BCC に設定して送信していた方も多いのではないでしょうか。この機能を利用することで BCC を利用せずに複数の宛先に個別メールとして送信できるため、誤送信や情報漏えいのリスクを低減できます。

宛名差し込みメールの利用方法

送信手順

  1. Outlook (new) を開き、[新規メール] をクリックします。
  2. 送信ボタン横の [] – [宛名の差し込みを開始する] をクリックします。
  3. 受信者欄に送信先のメールアドレスを入力し、[宛名の差し込みの送信] をクリックします。
    • 差し込みメールは外部ユーザーにも送信可能です。
    • この機能で CC 欄の利用はできません。
  4. [送信] をクリックします。

(補足) Web 版 Outlook の見え方

この機能は Web 版の Outlook でも利用できます。

受信者側の見え方

受信者のメールボックスでは、宛先として送信者のメールアドレスのみが表示されます。

メーリングリスト宛に送信した場合、メーリングリスト名のみが表示されます。

受信者が [全員に返信] をクリックすると、宛先は送信者のみになります。

送信者の送信済みアイテムには、すべての宛先を含む 1 通のメールが保存されます。

(おまけ) Word の差し込み印刷機能との比較

Word の差し込み印刷機能を利用すると、Outlook の連絡先や独自リストを利用して個別メールを送信することができます。さらに宛先ごとに異なる情報を本文に挿入することも可能です。

Outlook と Word の差し込み機能の比較

Outlook の宛名の差し込み Word の差し込み印刷
利用アプリ Outlook (new) Word
特徴 同一の件名・本文を個別に送信 宛先ごとに異なる情報を挿入して送信
メリット Outlook アプリのみで利用可能 Excel などにリスト化されたデータを文字やバーコードで挿入可能
利用シーン 同一の件名と本文で複数宛先に一斉送信 送信先ごとにカスタマイズしたメールを一括送信
送信したメール 送信済みアイテムに1通のみ保存 送信済みアイテムに宛先ごとのすべてのメールが保存

最後に

Outlook (new) アプリは宛名の差し込み機能をはじめ、便利な新機能が続々と追加されています。今後のアップデートにも注目していきましょう。

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