Power Apps & Power Automate 実践ラボ – 業務管理編
コースID: CI721-H
コース概要
Power Apps はローコードで業務アプリを作成できるツールで、業務改善やデジタル化、DX の推進に役立ちます。Microsoft 365 環境では、自由に設計可能なキャンバス アプリの作成と、既存の SharePoint リストフォームのカスタマイズという 2 つの方法で活用できます。用途に応じてこれらを使い分けることで、効果的な運用が可能になります。
本コースは Power Apps キャンバス アプリ作成の基礎を習得された方を対象に、実際の業務アプリ構築でよく直面する課題や疑問を解決するためのコースです。Power Apps や Power Automate の基本を理解していても、IT 技術者ではない方が一からアプリを作ろうとすると、設計方法や設定の組み合わせ方に迷うケースは少なくありません。テンプレートや既存手順を使ったアプリ作成はできても、一からのアプリ開発に難しさを感じる方が多くいらっしゃいます。
「業務管理」をテーマに実務でよくある題材を開催ごとに取り上げ、講師とともに実際にアプリ開発を行う実践ラボ(手順書が用意されていない実習)を通じて、具体的な設計ポイントや設定方法、よくある課題への対応策を深く理解していただけます。また、実践ラボで作成したアプリはご自身の環境に持ち帰り、実際の業務におけるアプリ作成のテンプレートやベースとしてすぐに活用いただけます。
※ 「CI613-H Power Apps による Microsoft 365 活用」受講相当が前提スキルです。
※ 実践ラボシリーズのコースは、基礎的な解説は含まれません。
詳細な手順書はなくテーマに沿って実践的な構築作業や考察作業を講師とともに行います。前提知識をご確認の上、お申込みください。
「承認プロセス設計」をテーマにした関連コースもあります。
コース種別 | 集合研修 (実践ラボ) |
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対象 | 対象製品:SharePoint Online、Microsoft 365 で利用できる Power Apps、Power Automate |
日数 | 1日 (10 - 17 時) |
前提条件 |
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一般開催 ご受講料 |
¥110,000 (税抜 ¥100,000) |
コーススケジュール
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コース内容
1. アプリ設計のポイント業務シナリオに沿った設計方法の基本や、キャンバス アプリと SharePoint リスト フォーム カスタマイズの特徴の違い、使い分け方法を整理します。実際の業務でアプリ作成を始める前に必要な考え方を整理します。
2. ラボ題材の選定&全体設計ラボで作成する題材を確認し、その中から具体的な題材を選定した上で全体設計を行います。
3. ラボ: データソースの用意Microsoft 365 環境において主に利用される SharePoint リストをデータソースとして準備します。業務で必要なデータ構造を定義し、適切な列構造を作成します。
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4. ラボ: Power Apps での実装選定した題材をもとに、実際に Power Apps を使ったアプリ作成を実習形式で行います。業務ロジックの実装部分に集中して効率的に確認いただけるよう、デザインのベースはテンプレートとして用意します。 5. ラボ: Power Automate での自動化処理の組み込みアプリと連携するフローを Power Automate を使って作成します。データ連携、自動通知、リマインダー、自動更新処理など、各題材にあわせた自動化に必要な設定方法を習得します。 6.展開作業に必要なポイント整理作成したアプリを本番環境に展開する際に必要となる重要ポイントやベストプラクティスを整理します。安定的にアプリを運用するために必要な事項を確認します。 |
※ コース内容やラボ内容は予告なしに変更される可能性がございます。
備考
Microsoft 365 環境を前提に Power Apps、Power Automate を組み合わせたアプリ作成を検討する際に、それぞれの基礎を理解されていたとしても、どのようにそれぞれをつなげるべきか、どの機能を利用して設定すべきかなかなかわからないという声から生まれた実践ラボです。基礎を理解されており、カリキュラムに沿って解説が進むコースへの参加は躊躇される方や、コースの受講後に実践的な構築を体験したいという方におすすめです。直近で講師が実案件で対応した経験をもとに実践的な題材をラボの課題として用意します。